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1,851(嘉永4年)に飯田市座光寺に建築された「木棟造・前期型」です。

再生され綺麗に現代まで住み継がれています。

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 建物に使用された木材種を調べますと栗・檜・つが・松・杉・欅・さわら・樫・もみ

の九種が使われています。近隣の山里(おそらく野底山)から採取されたと思われ山と

暮らしがいかに密着していたかが解ります。

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 これは明治末期の集落と里山(甲州市塩山)の風景です。ネットで出てきますが、

見事なはげ山ですね。日本は元来バイオエネルギーの国であり農業のまや、肥料鉄鉱石の

加工にと多量の木材を消費しました。

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 江戸時代の浮世絵を見ても松材が残るのみの、はげ山状のものが多いです。

山を保全するのが使命だったのですね

昭和30年代の木材輸入自由化以来人々は森の恩恵を忘れ森から離れていきました。

​今や全世界で木造建築が環境サイトから脚光を浴びる時代・・・

戦後植林され50~60年経過した成木が里山に溢れる地域産材の木材で「心地よいすまい」

を提案したいと思います。

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